社会人でPSW(精神保健福祉士)とキャリコン勉強中のひと

社会人歴、はや20年近く。第15回キャリアコンサルティング2級技能士、第18回精神保健福祉士を同時に受けた時の記録とか、社会人入学から4年かけて卒業した大学院の話題とか。

PSWという資格について:なぜPSWを目指すのか(私の場合は)

私の受験動機と目的は、現在の仕事の延長線上にあります。


私は、ある程度キャリアのある方々(中高年、ミドル層)を主な対象とした一般就労支援の会社で働いており、コアスキルはキャリアコンサルティング(キャリアカウンセリング)ということになりますが、キャリコンのスキルだけでは支援しきれない方々の存在に気付いて以来、「彼ら」を専門的な知識やネットワークによって本格的に支援したいという思いを強めてきました。何が必要なのか、どうあるべきなのか・・・自分なりに考え抜いた結果として、PSWを取ることに決めたのでした。

「彼ら」とは、働き盛りに、ストレス等を主な原因として精神や体の病を負った方々です。学校を出て、就職し、普通に働いて来たのだけど、ある時、鬱病等の病気を発症した人。家庭やローンを抱えていたりするから、頑張って這いつくばって仕事を続けようとするのだけど、ある時、耐えきれなくなって、潰れてしまう。会社を休職したり、退職する。中には軽度の発達障害があって、若い頃から「あれ?なんだか人と違うな?」という違和感や生き辛さを抱えながら、なんとか頑張って来たけど、働き盛りにぷっつりと糸が切れてしまう人もいます。少し体と心を休めて、リハビリをすれば、また社会に戻れる人たちが大勢います。そういう状況にある方々のための良い支援施設が必要とされています。

(このように、一般とは少しだけ違う就労支援を必要とする方々は、日々日々、年々、数を増しているように思います。)