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社会人でPSW(精神保健福祉士)とキャリコン勉強中のひと

社会人歴、はや20年近く。第15回キャリアコンサルティング2級技能士、第18回精神保健福祉士を同時に受けた時の記録とか、社会人入学から4年かけて卒業した大学院の話題とか。

女性のためのキャリア研修

某企業さんで女性のためのキャリア研修を実施した。

 

マネープランはすでに別の機会に受講された方々で、対象も20~50代と幅広かったことから、「役割の自分史作り」をサブタイトルにして、年表ごとに自分の役割を整理するワークショップ形式をとった。役割マップという、ライフキャリア・レインボーを女性の人生に合わせてアレンジしたようなツールである。

 

役割マップの気づき&修正ポイント:

・「母親」の期間を、つい、長く設定しすぎる

子供は自立するものという前提で役割マップをもう一度見直してもらう。

(ただし、個人差がある。PSWを勉強する前は気付かなかったが、自立したくてもできない子供が世の中にはたくさんいること、講師もそれに配慮して発言したい。)

・「お金を稼ぐ」期間の見通しが甘い

みんな、60歳まで稼げばなんとかなる(国がなんとかしてくれる)と思っている。経済的に最も恵まれている親世代をモデルに見ているから、ついそう考えてしまう。年金受給開始年齢は確実に高まっていくし、少子高齢化する以上、経済は絶対に縮小していく。60歳過ぎても働くことを前提に、役割マップをもう一度見直してもらう。

住宅設備のメンテや親の介護費用等、この先数十年かけて発生する費用を具体的に観てもらい、現実感を持ってもらう。

・「地域参加」がほとんどない

女性であっても、仕事をしていると、子供が大きくなるにつれて、地域から離れていく傾向が見られる。しかし定年後や親の介護のとき、地域とのつながりは無視できないポイントであるから、地域との継続的関係を考えて、もう一度マップを見直してもらう。

・60歳以降の役割がスカスカである

もちろん若い人はイメージがわかないのだけど、40代になったらさすがに考えておきたい。ライフテーマは何か、ずっと続けられる役割は何か、生涯活かせる資格を検討するなど。85歳まで生きることを前提に。

 

おおむね好評でよかったと思う。特に、この役割マップに続いて実施した「女性が生涯輝ける資格」のコンテンツは質問者も多く、発言も活発なセミナーとなった。