職業リハ学会in京都が最高に熱かった件
職業リハビリテーション学会の第44回となる京都大会は立命館大学が会場でした。初めて参加しました。「問われる労働の質、支援の質」というテーマで、とにかく楽しみにして参加しましたが、それでも想像以上に中身が濃く、最初から最後まで釘づけとなった二日間でした。
職業リハビリテーション学会、就労移行支援や継続支援に勤めている方や運営しているは、きっとすごく勉強になります。ぜひ入るべきです。おすすめです。
会員の構成もまだよく分かっていないのですが、発表は実践者が中心で、学術的視座と実践的視座との意見の交流がとても刺激的でした。そして、主催者の方もおっしゃっていましたが、ここの特徴は、発表者も運営者も構成がとても若いこと。
実践的発表は、B型や就労移行支援の現場における取組を扱ったものが多かったように思います。特に多くの方が注目していた(ように感じた)のは、単なる職業マッチングではなく、その先に続く、キャリア支援への取り組みでした。これをもって「労働の質」という言葉に置き換えられていたようにも感じました。
そういえば、2013年に職リハ講座に参加したときは、就労移行支援はまだ出来立てのホヤホヤのところが多くて、SSTをどうするとか支援プログラムどうするかとか、とにかくどう運営していこうか、といったところへの関心が高かったように思います。
あれから3年、就労支援業界も進化を遂げていているのだと思います。