社会人でPSW(精神保健福祉士)とキャリコン勉強中のひと

社会人歴、はや20年近く。第15回キャリアコンサルティング2級技能士、第18回精神保健福祉士を同時に受けた時の記録とか、社会人入学から4年かけて卒業した大学院の話題とか。

衣服の整理が苦手な人は

整理整頓の中で一番苦手なのが書類と衣服。

書類に関しては、不要なものをひたすら捨てて、最低限の分量に保つことでなんとか乗り切っている。この程度のことができるようになったのも30代後半になってからだ。それまではいつも、ぐちゃぐちゃの書類の山の中で過ごしていた。それでも、社会人デビューが1997年で、ギリギリPCが一人一台になった時代だったから、ファイリングというアクロバティックな技術とはあまり接点なく生きてこれたのは救いだった。

 

そして一生続くのが衣類との格闘。ちょうど衣替えの季節である。衣類の整理は以下の二つをルールにすることで、だいぶ楽にできるようになった。

 

①衣替えのとき、45リットル×3袋の服を必ず捨てる

衣替えの季節は、ごみ袋3袋分を「絶対に」捨てるというルールを設けて、必ず実行している。日頃、中古や安物衣料ばかり買っているからこそ、できるワザ。その季節に着なかったものを3袋捨てる。この思い切りを身に付けるだけでも20年ぐらいかかったと思う。

 

②その季節の服はすべてハンガーに吊るす。季節外の服は引出にしまう

オンシーズンの服を引き出しに入れてしまうと、一度も着ないまま終わってしまいがちなので、引出には入れない。吊るしておく方が、朝洋服のコーディネートを考えるのも楽。Tシャツからタンクトップまで、何でもかんでも、季節の服はすべてハンガーに吊るす。季節が終わった服は、①の通り処分した後で、すべて引出へ。だからうちにはハンガーが100本以上あって、常にフル稼働状態だ。

 

この整理整頓できないところは母親ゆずりだが、加えて左右の判別が苦手だったり、極度の方向音痴だったもので、子供の頃、発達障害を疑った母に病院に連れて行かれたことがある。今でこそ母親の基礎知識、常識ともいえる「発達障害」だけど、35年前の当時は、医者の方が「???」という感じだった。母はどこでそんな知識を仕入れて来たんだろう。結局何も診断されずに帰ってきた覚えがあるが、今病院に行けば、間違いなくADHDと診断されていた子供であったことは確かだ。

授業はいつも、不規則発言防止のために一番前の特別席に座らされていたし、机もロッカーもぐっちゃぐちゃ。忘れ物と遅刻の常習犯。女の子なのになんで!と叱られるのが一番嫌だったなあ。本人もどうしたらいいか分からないのに、そんなこと言われても・・・だ。

 

先日は、発達障害の利用者さんに「○○さんも、ちょっと発達障害っぽいですよね」と冗談まじりに言われた。あ、バレた?と返した(笑)。

 

でも時間がかかっても、それなりに生活のコツを身に着けていくと、年を重ねるごとに、人生って楽になっていく。それは間違いないかなと思う。