社会人でPSW(精神保健福祉士)とキャリコン勉強中のひと

社会人歴、はや20年近く。第15回キャリアコンサルティング2級技能士、第18回精神保健福祉士を同時に受けた時の記録とか、社会人入学から4年かけて卒業した大学院の話題とか。

支援者へのハラスメント予防

ネットで探しても、なかなかこのテーマの情報に巡り合えない。障害者虐待防止法以降も、支援される方に対するハラスメント予防には様々な取組がされていると思うのだが、支援する側に対するハラスメント予防というのは、どうなっているんだろう。支援する側、される側両方に必要だと思うので、どこかにあるだろうと思って探すのだが見つからない。

支援者に対するハラスメントには、利用者側が無自覚な場合も多いだろう。何がハラスメントであるかを利用者側に文書化して、ハッキリと伝えることは、結果的に利用者を守ることにもつながると思うのだが。

支援者に対するハラスメントの定義とか、予防のためのチェックリストとか、よいツールはないだろうか。ゼロから作っていくしかないだろうか。

こうしたら支援者が困るだろうという言動を、あえて繰り返ししてみせる利用者とか、

支援者が時間を掛けて準備し、渡した資料を目の前でシュレッダーにかける利用者とか。

そんな話をよく見聞きする。

 

経験のある支援者であれば、うまくかわしたり、言うべきことを伝えたり、対処法を身に着けているものだが、経験の少ない支援者は、つい振り回されてしまい、互いの関係そのものがどツボにはまっていく。経験のある人が手を差し伸べるのが正解だろうが、すべてにおいてそれができるわけでもない。隠れたところにあるハラスメントは、やはり文書化されたツール等がないと、なかなか日の下に出にくいのではないだろうか。

 

ここしばらく、そんなことばかり考えている。