社会人でPSW(精神保健福祉士)とキャリコン勉強中のひと

社会人歴、はや20年近く。第15回キャリアコンサルティング2級技能士、第18回精神保健福祉士を同時に受けた時の記録とか、社会人入学から4年かけて卒業した大学院の話題とか。

PSWという資格について:国家試験受験までのルートとカリキュラム

PSWを目指す人にとって、あまりにも有名な絵があります。(大げさ)。

[精神保健福祉士国家試験]資格取得ルート図:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

PSWは、国家試験の受験資格を得るまでの道のりが結構長いのです。若いうちに福祉の道を志した人なら、4年制の福祉系大学を卒業した時点で受験資格が得られるという王道のルートがあります。(指定科目を履修のこと)。しかし、私のように福祉とはまったく関係の無い4年制大学を出て、福祉以外の業界で過ごして来た人は、指定の養成施設で1年以上のカリキュラムを修了しなければ、国家試験受験資格を得ることができません。

養成施設は夜間校もありますが、残業ありフルタイム勤務の身ではそれでも通学が難しく、通信制を選択することになりました。通信制はその分、期間も長く、私が選んだ学校のカリキュラムは1年7ヶ月でした。国家試験受験までに乗り越えるべきことを、ざっと以下にまとめました。

通信制養成コースで国家試験までにやるべきこと>

通信制大学養成コース入学(書類審査があります。志望動機書や経歴書等)

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実習前指導(大学にて、一日)

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スクーリング(大学にて、春と秋で合計15日間)

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医療機関及び福祉施設実習(12日+14日、実習先と時期は大学側が調整)

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実習後指導(大学にて、一日)

上記の他に、在籍期間中に、1000〜1200文字のレポートを合計約40本提出します。(どひゃー!)。約10本ずつ、4回の〆切に分かれています。

また、医療機関と福祉施設とで2回行われる実習の前には、それぞれ実習計画書等を作成して大学から添削を受け、実習中には毎日実習レポートを提出し、実習先のPSWの方から添削を受けます。各実習終了後は2週間以内に実習統括レポートを作成します。

これらを全部合格して、養成機関を終了し、はじめて国家試験の受験資格が得られます。

いかがです?とにかくレポートレポートレポート・・・の毎日です。書くことが大好きな方は、きっと楽しく過ごせると思います。。。