米国にはリハビリテーションカウンセラーがある
職業リハ学会in京都が最高に熱かった件
職業リハビリテーション学会の第44回となる京都大会は立命館大学が会場でした。初めて参加しました。「問われる労働の質、支援の質」というテーマで、とにかく楽しみにして参加しましたが、それでも想像以上に中身が濃く、最初から最後まで釘づけとなった二日間でした。
職業リハビリテーション学会、就労移行支援や継続支援に勤めている方や運営しているは、きっとすごく勉強になります。ぜひ入るべきです。おすすめです。
会員の構成もまだよく分かっていないのですが、発表は実践者が中心で、学術的視座と実践的視座との意見の交流がとても刺激的でした。そして、主催者の方もおっしゃっていましたが、ここの特徴は、発表者も運営者も構成がとても若いこと。
実践的発表は、B型や就労移行支援の現場における取組を扱ったものが多かったように思います。特に多くの方が注目していた(ように感じた)のは、単なる職業マッチングではなく、その先に続く、キャリア支援への取り組みでした。これをもって「労働の質」という言葉に置き換えられていたようにも感じました。
そういえば、2013年に職リハ講座に参加したときは、就労移行支援はまだ出来立てのホヤホヤのところが多くて、SSTをどうするとか支援プログラムどうするかとか、とにかくどう運営していこうか、といったところへの関心が高かったように思います。
あれから3年、就労支援業界も進化を遂げていているのだと思います。
感謝
3月15日に精神保健福祉士の発表が、3月18日にキャリア・コンサルティング技能士2級の発表があり、両方で合格をいただくことができました。
キャリコンの筆記が12月13日(日)、実技が1月10日(日)、そしてPSWの本番が1月23日(土)、24日(日)と、W受験には非常識ともいえる日程でのチャレンジでしたが、乗り切ることができたことに感謝です。
新約聖書の言葉が自然に心に浮かびました。
信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、したがって、見えるものが目に見えるものからできたのではないことを悟るのです。(ヘブル11:1〜3)
キャリコンとしてもPSWとしても、これからが勉強の本番です。研究活動にも向かっていきたいと願います。
目に見えないものにこそ、目を止めることのできる援助職として成長していけるようにと願っています。
職場対人技能トレーニング
「職場対人技能トレーニング」キーワードで拾ってみると、福祉的な就労支援の現場での実践事例を詳しく紹介してくださっている方々のブログを読むことができます。
JST(職場対人技能トレーニング) | NEST DIARY
職場での他人へのちょっとした配慮、気づかい、相手がどう感じているかを知るということ。自らの不器用さの理解と積極的なマネジメント。
誰でも少しずつ身に付けていくことができるはずの物事の習得が困難な人って、職場にもいっぱいいます。(自分も含めて)。
医療や福祉の現場で行われているトレーニングの取り組みを、「発達障害の診断までは受けていないけど、ちょっと困っている人」も受けることができたらいいな、と思います。
職場アウトリーチ型のSST
発達障害児童の療育や、ディケア、就労移行支援等のSST活用は良く聞きますが、職場のSSTというのはあまり聞きません。福祉や医療の場に行くほどでもないけれど、若干の修正が必要な社員というのはどの職場にもいるものと思います。
職場では「困った人」、本人もコンプレックスを持っている。せっかく能力があってもそれを生かせずローパフォーマー化してしまう人の中には、少し変わった行動特性を持つ故に、パフォーマンスを発揮するに十分な人間関係を結べていない人がいるのではないでしょうか。
少しの修正が必要な人のための、職場アウトリーチ型のSSTをやってみたいなと思う。
すでに実行している方、ご存じの方がいたら教えてください。
これからやっていくことのメモ
試験後のバーンアウトシンドローム真っ最中。やりなれない勉強をあれだけ一度に頑張ったせいです。
どうもぼうっとしていて、会社ではありえないミスをしてお客様と営業さんに迷惑をかけ、おまけに風邪まで引きました。今日は有給を取って、(自発的)自宅謹慎を決め込んでおります。
20代は仕事をしながら通信制の短大を卒業して、30代は大学に2回入学して一回卒業して、30代半ばで修士に行って、修士とパラレルで精神保健福祉士養成校に入って・・・。いつでも仕事以外のところで何か目標とか締切に追われていたので、こういう「何もない状態」はきっと20年ぶりぐらい。これからやりたいこと、手を付けていくことを自分のために羅列していく。
●TOEICを受けようかな
15年前、700点で止まったままのTOEIC。当時で700点というのはわりと良い方だったけど、今は800、900の人が当たり前のようにゴロゴロいて、点数を聞かれるたびにごまかすようになってきた(15年も前だったらそもそも点数時効だし)。当時はラジオ英会話とボキャビルマラソンだけ使っていたけど、最近は教材も増えて、勉強もしやすくなっているようだ。20代の頃は知人と競い合った。別にいまさら競争相手はいないが、大学院入試にも英語は必要だし、満員電車(スマホ)学習を15年ぶりにスタートしてみようかな。
●引っ越しをする
訳あって東京よりの千葉県に引っ越す。犬付き、大学生の息子付きの50キロ移動。会社は今よりも近くなる。高速で片道1時間かかっていた教会が10分の距離になる。
●野菜中心のお料理を週に2回は手作りする
低レベルな目標だけどこれが精いっぱいで・・・。
●博士課程入学の準備を始める
時間ができると、博士論文に取り組みたいという気持ちが日に日に強くなる。修士を取った大学は、自分がこれから取り組みたい分野とは違うので、別の大学院を狙うのだけど、この場合、博士前期から入り直しになるのかな。いきなり後期から受験ができるならありがたい。ToDoは、研究科の調査やシンポジウムへの出席、研究者や教授にアタック、学会の加入、先行研究の調査、そして研究計画書と、英語含めた選考対策。
PSWの試験勉強をしていると、ソーシャルワークの歴史を彩る人物に、キリスト教信仰を持つクリスチャンが大勢いる事が分かる。福祉の歴史とキリスト教の深い関係は今更言うまでもないことだけど、その一人ひとりの名前の後ろにあったものに関心が行く。まさに、教科書からは読めない歴史、一人ひとりのライフストーリーの奥深い所に、どんな信仰の確信があったのか。どんな歩みや出会いや祈りや、業があったのか。伝記や論文を探して、掘り下げて行きたいと思う。
●社内への就労困難者対応業務の浸透
3年目になる取り組み。今回の受験経験や、人脈の広がりを生かして、地方に対してもくまなく、浸透させていきたい。PSW受験者を社内に増やして、一人担ってきた旗振り役を3人、4人とその地域の特性に合った取り組みができるように増やしていきたい。人事的制度化、フローの整備にも、部門を超えて取り組んでいきたい。
●痩せたい
受験準備の名目で水泳サボってたので・・・またがんばろっと・・・。